挑戦する力を身に付ける方法

小野寺玲

 

 あなたは今まで何かに没頭するあまり、時間が経つのをすっかり忘れてしまった経験はないでしょうか? スポーツをしたり、文章を書いたり、絵を描いたり、ゲームをしている時、今やっていること以外に全く意識が向いていなかったということはなかったでしょうか?

この状態を心理学の用語で「フロー」と言います。フローの状態になると、挑戦を楽しむことができ、能力をフルに使っている感覚を持ち、今やっていること以外全く意識しなくなるということが報告されています。フローは最も集中度の高い状態であると言えます。また、フローは最も幸せを感じられる状態であるという主張もあります。フローは、集中と幸せを左右する非常に重要な概念です。

 

 では、どうすればフローは起こりやすくなるのでしょうか? それは、失敗の可能性があることに挑戦することです。苦もなくできてしまうことではなく、失敗の可能性があることに全力を尽くすことが、フローを生み出しやすいということが分かっています。

 しかし、失敗するようなことに挑むのも、簡単ではありません。誰だって恥ずかしい思いはしたくないですし、失敗して挫折感を味わいたくもありません。


 そこで、挑戦する力を身に付けフローを起こりやすくするための、大切な考え方があります。それは、「失敗から学ぶ」という考え方です。もちろん人は結果を求めるものでありそれ自体が悪いことではないのですが、結果を重視し過ぎるあまり、挑戦への一歩を踏み出せなかったり、挑戦を楽しめないならば、フローに至ることはできません。反対に「失敗から学ぶ」という視点を持つことで、失敗への恐れを和らげ、挑戦を楽しむことができるようになります。

 

 あなたは、あなた自身や周りの人に対して、結果を求め過ぎていないでしょうか?

 学びという視点を持つことで積極的に挑戦し、あなたの可能性を最大限に発揮し、今を最高に楽しみましょう。

 

さて、今日はどんな挑戦をしましょうか?