教育を変える「直接請求制度」
各地方自治体に「直接請求制度」という制度があるのをご存知ですか?
有権者である住民の50分の1の署名を集めて、議会に条例の制定・改廃を求められる制度です。(首長・議員の解職請求は3分の1の署名が必要)この制度はちゃんと中学校の公民の教科書に載っていますが、利用している福井県民は実はほとんどいません。自治体の中には、首長・議員が無投票で選ばれているところも結構あり、住民は積極的に政治に対してものを言う機会を十分活用してきませんでした。ですが、私達の生活を良くするには、多少の軋轢や反対があっても意見を表明していかなければならないのです。
今の教育や学校に不満を抱いている人は少なくありません。しかし、私は教育や社会を変えるには「政治家にならないといけない」と思っていました。実は、そうでもないのです。先の「直接請求制度」を使えば、ある程度、私達1市民が政治に関与できるのです。知識一つで人間の行動に方向性が与えられるんです。学ぶことって大事ですね。
そのため、私達「フリースクールみんなの広場」でもこの制度を利用して県内の教育について意見を表明していくべきだと考えております。今の教育は問題が山積しているのですが、直接請求制度を利用した県民はほぼいないはずです。先週、県庁と越前町役場の選挙管理委員会に行って確認してきました。
さしあたって、私がかねてから疑問をいだいてきた「夏休みの宿題廃止条例」の制定を目指そうと考えております。おそらく、こんなことを言い出すのは、全国で私だけかもしれません。だからこそ、意義があると思っています。世の中を良くするためには、一人一人の住民が声を上げる必要があります。そして、そのためには一定数の住民の署名が必要になりますが、一体どれだけ必要なのか、検証してみると、
必要署名数
福井県全域  13,085
福井市   4395
坂井市   1523
越前市   1345
鯖江市   1120
大野市   591
越前町   381
永平寺町  319
池田町   50
どうでしょうか?自治体によっては簡単に直接請求ができそうですよね。最近全国に名が知られるようになった池田町では50の署名で良いのです。署名を集めただけでは制度が変わりません。議会の過半数の賛成が必要ですから。しかし、その際にマスコミやウェブサイトで話題になりますから、議員も考えざるを得なくなるでしょう。私一人が勝手に始めたフリースクールでさえ、5回マスコミに取り上げられました。福井県が発展したり、全国に知られるようになるには、全国初の試みをやってみることも効果的な方法ではないでしょうか
フリースクールみんなの広場も、もうすぐ4年目を迎えますが、この日にフリースクール内で「福井県夏休みの宿題廃止条例制定に向けた実行委員会」を立ち上げる予定です。フリースクールみんなの広場の誕生日は、12月24日、すなわちイエス・キリストの誕生日前夜ですが、キリスト教では「キリストが生まれ、私達は罪から解放された」という位置づけになっています。そしてこの日が「夏休みの宿題から子どもたちを解放するための記念日」になることを願いつつ精力的に活動していこうと考えております。
最後に、アンパンマンの主題歌の一部に、こういうのがあります。
「そうだ、恐れないで、みんなのために、愛と勇気だけが友達さ」
子供のための歌ですが、この曲の歌詞は結構物事の核心をついています。